良心的な食肉業者の選び方

共存共栄への意識

お得意様と消費者の利益


良心的な食肉業者とは、一言で表すなら「お得意様とその先の消費者の利益を考える事の出来る業者」ではないかと思います。それを見極めるには簡単ではありませんが、まず自分の話や要求をしっかりと聞く姿勢を持っているかを確認すると良いと思います。

お得意様の利益は言うまでもなく、お得意様の経営されているお店や会社に対してどのようなところで貢献できるかを考えることの出来る企業のことで、またその先の消費者の利益、すなわち満足感や割安感などを一緒になって考えてくれる業者とお付き合いしなければならないと思います。
納入価格が安いのは業者を選ぶ際に一番簡単で分かりやすいのですが、価格も大切ですが。その卸売業者が持っている市場情報や設備などにも目を向けることも必要なことです。

また、お付き合いしようと思う卸会社を、一度訪問することをお勧めいたします。
その会社の考え『企業理念』などがあれば聞かせてもらったりし、お客の方にしっかりと目が向いている会社かどうかの判断材料にすることと、設備や社員の態度もみて判断されることをお勧めいたします。

企業体質


取引をはじめる差異、その会社がどのような会社で、どのような体質なのかをさまざまな角度から検証することをお勧めします。一番早いのは、その会社の経営理念や、その会社の社長の考えを聞かせてもらうことが大切です。
良心的な会社かどうかは、その会社に行けばおおよそわかります。経営理念や社長の考えの中に、『お客様に喜んで頂きたい』又は『ニーズに応える姿勢』『明確なビジョンや夢』などあれば、良心的な会社の可能性は高いのではないかと思われます。

その他、その会社の社員さんの態度や対応、また清潔度なども気に留めてチェックしてみてください。
そこで働く人に好感がもて、明るく元気のある会社風土も良心的な業者の選択肢になる要因です。

情報提供


肉の取引価格は、相場で決まってきます。取引しようと思っている業者がどのような、またはどれ位情報を持って正しく情報を提供してくれるかは、とても大切なことです。
その為には、その業者がどのような経路で肉の仕入れをし、その業者がどのような会社との取引を行っているかを見極める必要があると思います。
その他、売れ筋商品を問い合わせてみたり、売り方の提案をしてもらえることの出来る業者選択は必要です。

また、今の消費動向や流行物など、肉に関係のない中にもビジネスのヒントは隠されてます。
肉屋なので、肉だけの情報だけではつまらないと私は思います。
政治や経済から経営・ビジネスモデルの紹介、又雑学まで幅広く情報提供してくれる業者を選ぶ必要性があります。
これからの時代に最も大切なことは『情報』なのです。

衛生管理


近年、加工品やPB商品などの製造を行う業者も多くなっています。その際、重要視されるのは衛生管理が行き届いているかということで、これからの社会環境では必須項目となります。

現在社会ではさまざまな細菌汚染により、マスコミやTVなどですぐに取り上げられ、会社の存続も危うい状況になりかねません。このことはすでに皆様も充分ご理解されていることですよね。

取引しようと思っている会社の工場は、絶対に一度は確認してください。
これだけ、マスコミやTVでの情報が早い中、食中毒や衛生管理が行き届いていない業者からの商品を納入するわけにはいきません。

クレーム対応


本当はあってはならないのがクレームです。しかし、日々業務を行っていくと思わぬことでクレームが発生したりします。

商品の間違い・計算ミス・時間の間違えなど、多々ありがちですが、問題はそのクレームが発生した際の対応です。
一番良いのは、クレームが発生した際に営業マンに伝えることも大切ですが、その会社事態にクレーム受付窓口などが準備されていて、いつでも対応してくれる態勢があることが望ましくあります。
また、そのようにクレーム対応窓口を準備している業者は、それ自体『お客様のニーズや要望を聞く』姿勢がある裏付けにもなりますので、良心的な食肉卸業者の選定の判断材料にもなることでしょう。

勿論、クレームをスピーディーに対応し、改善スピードの早い会社とのお付き合いが望ましいでしょう。